戦いの舞台が大阪八尾市の久宝寺球場へ変わり、BEST4をかけた熱戦が始まる！

【BEST4をかけ戦いに挑む葵戦士たち】

 

この日の先発は、４年前この大会、この球場で悔し涙を流した実兄の想いも背負った主将岩井。

3イニング１失点と上々の立ち上がりを見せる！

【自身も２年前に悔しい想いをした球場のマウンドに立つ岩井】

 

早い段階で反撃のノロシを上げたい葵ボーイズだったが、相手先発投手の長身から投げ下ろす

角度のある速球に中々チャンスが作れない。

 

打線の援護を信じ、必死に投げる岩井は４回に失点を許すも最少失点で踏ん張り、攻撃へ

リズムを作る。

 

すると、４回裏、打線がついに岩井の好投に援護射撃を開始！

昨日の好調そのままに、野尻が反撃の口火を切るタイムリーヒット！

【２試合連続タイムリーの野尻】

 

続くのはキャッチャーミット越しに岩井の想いを感じ続けている杉浦。

見事に岩井の熱投に応え、同点タイムリーヒットを放ち試合は振り出しへ！

【この日も４番に座り、マスクをかぶる杉浦がタイムリー】

 

その後もチャンスが続いたものの、後続を断たれ同点で終盤を迎える。

5回表に失点を許し、苦しい展開だったが、この日の葵戦士たちは絶対にあきらめない！

その裏の攻撃、昨日火を噴いた大砲が再び炸裂！

伊佐治のタイムリー2ベースですかさず同点に追いつき、再度振り出しへ！

【夢をつなぐタイムリーを放つ伊佐治】

 

先発岩井はこの日のラストイニングの６回も無失点で切り抜け熱戦はタイブレイクへ！

１死満塁で始まる７回表、マウンドには昨日好投の三井が上がる。

三井は昨日の疲れを感じさせない力のある速球で相手打線を抑えにかかる！

しかし、相手打線の力のない打球が不運にも次々と野手の間へ．．.

無情にも相手のスコアボードに【3】がともる。

 

何度でも言うが、この日の葵ボーイズは絶対にあきらめない！！！

７回裏、こちも１死満塁で主将岩井が魂の右前タイムリーで追い上げる！！！

ベンチ内の追い上げムードも最高潮に達していたが、後続を断たれ、4-6でゲーム。

【自らのバットでチームを鼓舞する岩井主将】

 

【誰一人あきらめることのなかったベンチ】

 

彼らの熱い夏の決戦が幕をおろした。

 

敗れはしたものの、ベンチの中で君たちの絶対にあきらめない気持ちや、泣きじゃくりながら

必死に仲間への想いを伝える熱い気持ちを肌で感じ、まだ始まったばかりの「覇道」を明日から

また力強く突き進んで行けると確信しました！

 

皆様、熱いご声援、本当にありがとうございました。

心より御礼申し上げます。

 

岡崎葵ボーイズ　小学部

第49回日本少年野球選手権大会　BEST8