1 | 2 | 3 | 4 | TOTAL | |
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東海ボーイズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
岡崎葵ボーイズ | 3 | 3 | 0 | 1X | 7 |
先週閉幕した、中日本各支部の春季全国大会予選が第2回本丸ライオンズ大会も兼ねての開催だった為、
最終日として各支部代表が集い、ライオンズ旗、つまり中日本チャンピオンの座をかけて熱戦を繰り
広げた。
戦いの舞台は三重県・アイリスパーク野球場。
まずは三重県支部代表の四日市ボーイズさんと愛知県中央支部代表の東海ボーイズさんが準決勝を
戦い、決勝の相手が第1回本丸ライオンズ大会覇者で連覇を狙う東海ボーイズさんに決まった。
今回も昨秋の中スポ杯中日本大会決勝と同じカードとなった超強敵・東海ボーイズさんとの決戦!
どちらも支部チャンピオンとしての意地とプライドが激しくぶつかり合う試合が始まる!
「今季2勝2敗で迎える東海ボーイズさんと5度目の対戦」
葵の先発マウンドは、もうわざわざ紹介する必要もないくらいに、押しも押されぬ中日本の大エース
へと成長した、怪腕・杉浦!
まずは初回、先頭打者に安打を許すも、あうんの呼吸でエースを支えてきた、女房役・岩井主将が
盗塁を企てた相手走者を2塁できっちり封殺!
これで勢いに乗って杉浦もギアをあげる!後続を連続三振に切ってとり、抜群の立ち上がりをみせた!
「中日本最強バッテリーへの階段を駆け上がる葵のゴールデンコンビ杉浦・岩井」
続く1回裏の攻撃、相手マウンドの右の快速エースに早くも葵打線が襲い掛かる!
安打と四球でチャンスを作ると、打席には今日もクリンナップに名を連ねた右の大砲・三井。
三井のフルスイングが快速球を捉えると打球は右翼を襲い、2点適時打となりきっちり先制点を
もぎ取る!
「怪力を見せつけ、力と力の勝負を制し適時打を放つ三井」
その三井を塁に置き、続く打者は左の大砲・吉村。
前打者、三井と同じ小学校という事もあり、アイツが打つなら俺も打つとばかりに、快速球を
技ありの一撃で左翼へ運ぶ適時打を放ち追加点!
「三井と幸田小コンビで主導権を握る適時打を放つ吉村」
1回を終わり、3-0とリードするも、相手は昨夏の日本チャンピオンチーム、セーフティリードとは
言えない。
続く2回の攻防、まず先発杉浦が3塁打を浴びるも、3つのアウトを全て三振で取り無失点!
「2イニングを投げ終え、5奪三振と驚異的な立ち上がりの杉浦」
2回裏、葵ボーイズの攻撃は派手に得点した初回と違い、今度は小技で相手を攻める!
まずはこの回先頭でスタメン中、唯一の5年生・大村が四球で歩くと、自慢の快足を飛ばし盗塁、
さらに相手捕手がもたつく間に3塁を落としいれた。
ここで迎える打者はトップに返り岩井主将。
岩井の放った打球は力なく投手前へ。しかし、岩井の全力疾走が相手ミスを誘い、3塁走者が
返り追加点!
無安打で得点を奪い取り、相手投手へ大きなダメージを与えた!
「メシは足りなくても、アシは使える快速フニャフニャ男・大村」
続く鈴木(貫)は快速球をお手本の様にきっちり中前へはじき返し、この回2点目!
「派手さは無いが、まさにいぶし銀の活躍でチーム盛り上げる鈴木(貫)」
まだまだ攻撃が続く葵打線は初回適時打で気を良くする三井へ打順が回り、あっさり犠飛で
この回3点目!
初回と打って変わり、この回は2安打で3点をもぎ取るそつの無い野球で6-0とリードを広げた!
3回の攻防は共に無得点で試合は4回へ。
4イニング目のマウンドも衰え知らずの快速球で杉浦がきっちり三者凡退におさえ、裏の攻撃へ
流れをつなぐ。
そして迎えた、4回裏の攻撃、先頭の鈴木(貫)がまたしてもしぶとく安打を飛ばし、捕逸・野選で
チャンスを広げた。
ここで打席にはここまでこの試合3打点と暴れまわる、大砲・三井!
大砲から放たれた弾丸ライナーは一塁線を強烈に襲い、コールド勝ちを決めるサヨナラ適時打!
この瞬間、ライオンズ旗を手中に、また、秋に続き2回目の中日本制覇となった!
「決勝の大舞台で2安打4打点とMVP級の仕事をやってのけた三井」
6年生の集大成となる年明けからを、東支部王者、中日本王者と順調かつ圧倒的に突き進んできた
葵戦士たち!
残すはいよいよ、春季全国大会の日本王者のみ!!!
悲願へむけた覇道をさらにパワーアップしながらラストスパートだ!!!
立派に成長した今の君たちならば必ずやってくれると信じてるぞ!!!
「正々堂々と中日本王者に君臨し、全国制覇を視界に捉えた岡崎葵ボーイズ」
第2回 本丸ライオンズ旗争奪東海大会
決勝 ●東海ボーイズ 0 - 7X 岡崎葵ボーイズ○
皆様、熱いご声援ありがとうございました。