先週の大会初日を開会式のみで終えて、早く試合をしたい選手達の想いが天に届き

雨予報だった天候も時折晴れ間をみせる中、いよいよ船出を迎える新生葵ボーイズ！

 

「準決勝で新チームになって初めての公式戦に初々しい表情の葵ナイン」

 

 

先攻をとり初回から攻め込みたい葵打線だったが、はやる気持ちが空回りまずは

無得点。

 

その裏、葵ボーイズ初マウンドへ上がるのは左の剛腕エース小佐井。

 

小佐井は左腕から繰り出される伸びのある剛球を武器に真っ向から新城打線と

対峙する！

 

その剛球が初回から炸裂し、2奪三振を含む3者凡退と完璧に立ち上がる！

 

「俺がこのチームのエースだ！とマウンドで圧倒的な存在感を放つ小佐井」

 

 

そんなエースの力投が緩やかではあるものの、自軍へと流れを引き寄せる！

2回の葵の攻撃。

 

マスクをかぶり、ミット越しにエースの想い受け止めた木村が敵失で出塁すると

すかさず盗塁を決める！

 

ここで迎える打者はエース小佐井。

 

得点圏に走者を置き、ますます研ぎ澄まされた集中力で打席へと向かった小佐井の

一撃は1.2塁間を破り右前へ！

 

2塁走者の木村が生還し、記念すべき葵ボーイズ初得点で貴重な先制点を叩き出す！

 

「チーム初打点を記録しバットでも魅せる小佐井」 

 

 

先制点をとり勢いに乗りたい葵ボーイズだが、2回裏に安打や四球などで満塁の

ピンチを迎える。

 

しかし、ここもエース小佐井の圧巻の投球で野選の1失点のみで逆転を許さない！

 

「ピンチも最少失点で切り抜け、早くもエースの貫禄さえ感じる投球の小佐井」

 

 

すると3回表、ミスをカバーしてくれたエースの投球に何とかバットでこたえたい

葵の核弾頭・大村(竜)が1死後、打席へ向かう。

 

初回に新生葵ボーイズのオープニングバッターとして結果を出せなかった悔しさも

力に変えて渾身のフルスイング！

 

魂で捉えた一撃は右中間を深々と破り、一気に本塁へと返る記念すべきチーム

第1号本塁打となり勝ち越し！

 

「新生葵ボーイズ打線を引っ張るのは俺だ！と本塁打で示す大村(竜)」

 

 

剛腕小佐井は3回裏も走者を許すものの要所を締めて、3回1失点の好投で試合を

作った。

 

 

しかし、小佐井のバットはまだまだ止まらない！

 

4回表、再び走者を2塁へ置き、今度は右越え3塁打で貴重な追加点を叩き出す！

 

「エースの働きと共に打線でも中核となる小佐井の3塁打」

 

 

さらに相手のミスにつけ込み1点を加え、3点リードでマウンドへ上がるのは、

主将出口！

 

若干の緊張もあってか先頭打者を四球で歩かせてしまう！

しかし新生葵ボーイズの武器は抜群のチームワーク！その力がまたもや力を

発揮する。

 

嫌な四球で出した走者が2盗を企てたが、マスクを被る木村が狙いすました強肩で

走者を封殺！マウンドの主将を盛り立てる！

 

「エースの後を受け葵の守護神としてマウンドへ上がる主将出口」

 

 

「自慢の‶キムキャノン″を発動し守護神をそしてチームを救う木村」

 

 

5回は共に無得点で、最終回の攻防を迎える！

 

6回表、追加点の欲しい葵打線は木村が左中間へ2塁打を放つも無得点。

 

3点リードのままで迎える6回裏。

 

味方のミスで1点を失いなおも1死3塁の苦しい状況が続く！

しかし、ダイヤモンドの真ん中でチーム全員のアツい想いを受けて立っているのは

守護神・主将出口！

 

想いの詰まった主将の剛球は相手打線をねじ伏せる！最後を連続三振に斬って獲り、

新生葵ボーイズ待望の初勝利を告げる、ゲームセットのコールが掛かった！

 

「今シーズン、見事に白星スタートを飾った葵ボーイズ」

 

 

準決勝を突破し、決勝戦へ駒を進めた、葵ボーイズ

 

新チーム初の公式戦でしかもダブルヘッダーという過酷な状況ではあるものの、

再び抜群のチームワークで栄冠をつかみ獲れ！

 

2019年　新生葵ボーイズ初戦

　H31年度　東支部春季大会　準決勝

　　　岡崎葵ボーイズ　○４　－　２●　新城ボーイズ