先週の2回戦を圧勝で勝ち上がり準決勝へ駒を進めた葵ボーイズ。迎える相手は、春季大会で決勝を

戦った豊川中央ボーイズさん。

 

先週の勢いをそのままに一気に決勝へと進むべく、先陣を切るのはもちろんエース小佐井！

小佐井は立ち上がり、四球で許した走者を置き2死ながらも痛恨の3塁打を浴び先制点を許してしまう！

 

早めに追いつきたい葵打線だったが、相手投手にうまく責められ、初回3者凡退と苦しい流れに。

 

その後エース小佐井も踏ん張り、粘りの投球を見せ追加点を許さない！

 

エースの力投に何とか打線も反撃を試みるが、走者は出すものの決定打を欠き中盤まで無得点！

 

すると試合は中盤4回に動きをみせた！

自軍失策で許した走者が盗塁と暴投で一気に2塁から生還。痛い痛い追加点を許してしまう！

 

しかし、負けるわけにはいかない葵打線も5回からの登板となった相手エースへ襲い掛かる！

先頭の5年生栢工が上級生左腕にひるむことなくしぶとく3塁線を破り出塁！

その後2死となり打順はトップに返り大村(竜)が四球をもぎ取り盗塁も絡め、2死2.3塁のチャンス！

 

この好機にベンチも応援席も一緒にチーム一丸となって相手エースを攻め立てる！

その重圧に相手エースも押され、制球を乱しはじめついに暴投！

まずは3塁走者栢工が返る！そして大きく跳ね返るのを見て2塁走者大村(竜)が怪足を飛ばし一気に

同点の本塁を狙う！一瞬、無謀にも見えた走塁だったが3塁を回ると鬼神の如き加速を見せ、そのまま

決死のヘッドスライディング！

 

誰もが同点を確信し大歓声に包まれたが、無情にも球審からアウトのコール!!!

 

その後、最終回にも走者を3塁まで進め相手左腕を攻め立てるも最後まであと一本が出ずゲームセット。

 

試合の中で納得出来ない部分も多分にあったこの試合。しかし監督に試合前から言われていた通り、

強い者が勝つんじゃない！勝った者が強いんだ！

 

それをしっかり受け止めて、この悔しさをバネにして今後の練習に取り組んで欲しい。

選手諸君！君たちの覇道はこれで終わりではない！春の全国！必ず予選でリベンジを果たし、みんなで

東京へ行こうじゃないか！

 

　第50回 日本少年野球選手権大会支部予選

　　　　　　　準決勝 〇豊川中央B 2 － 1 岡崎葵B●

 

応援に駆けつけていただいたOBの方々をはじめ、たくさんの応援ありがとうございました。