ダブルヘッダーで迎えた2回戦。

お相手は選手権予選で無念の敗戦を喫した豊川中央ボーイズさん。

選手一人ひとりが忘れることが出来ないあの悔しさを胸に刻み、リベンジマッチへ挑む！

「絶対にやられたらやり返す！と意気込む葵戦士たち」

 

 

先攻をとり何が何でも先制点を取りたい葵打線は初回から気持ちの入った攻撃を魅せる！

先頭打者が倒れたものの、2番.3番が連打に足を絡めまずは1点を先制！

 

さらに続いたチャンスで打席に入るのはリベンジマッチの先発マウンドへあがる左の剛腕小佐井。

約2カ月前、予選敗退の屈辱にまみれたマウンドに立っていたのも小佐井。

小佐井は絶対にやり返す！そんな強い想いの闘志を身にまとった強烈なフルスイング！

小佐井のバットから放たれた白球は選手、いや！チーム全員の想いを乗せてグングン加速する！

たどり着いた先は右中間最深部！フェンスを軽々と越え完全に流れを掴む2点本塁打となった！

「やっと叶ったリベンジマッチに見事な本塁打で結果を出した小佐井」

 

 

その後、相手のミスでさらに1点を追加し、4点を先制する！

その裏、自身の本塁打で気を良くした小佐井がマウンドへ。先頭打者に安打をを許すも、さすがは

ノッてる男！見事な牽制で走者を刺して難なく無失点に抑え込む！

「マウンドの中心でチーム全員のリベンジ魂を背に受け好投する剛腕小佐井」

 

 

すると2回の攻撃は下位から始まる打順も8番.9番が連打を浴びせチャンスで上位へと繋ぐ！

仲間が必死で繋いでくれたチャンスにここまで良い所無しだった核弾頭大村(竜)も適時打で応える！

「大切な仲間が作ってくれたチャンスに燃えた適時打の大村(竜)」

 

 

なおも続くチャンスにこの日もマスクを被り小佐井を、そしてチームを引っ張る木村が打席へ！

ここで木村はミット越しに小佐井から受け取った想いをバットに乗せてフルスイング！

キッチリと仲間の想いがかみ合った打球は左中間を深々と破る2点適時3塁打となり7-0と大きく

相手を引き離した！

「葵の司令塔として同じ相手に負ける訳にはいかない木村の一撃」

 

 

相手をコールド圏内へ押しやってもまだまだリベンジに手は緩めない！

打線は3回にも1点をとり4回にも相手投手の乱調につけ込み作ったチャンスで打席は主将出口。

前回の敗戦で責任感の強い主将は胸に期するものを今、この打席、この1球へと解き放つ！

葵主将としての魂が乗り移った打球は左翼へと運ばれ2点適時2塁打となりコールド勝ちを決定的な

ものにする！

「俺が葵の主将だ！いつでもかかって来いと言わんばかりの一撃を放つ出口」

 

 

一方の先発小佐井も相手打線に全くチャンスすら与えず、4回をシャットアウト！

完璧なまでのリベンジを果たすと同時に2回戦突破！明日、ダイムスタジアムへの切符を勝ち獲った！

 

そして今度は先月の香月堂杯でこちらも屈辱を味合わされ岡崎中央ボーイズさんとのリベンジマッチ！

 

リベンジを果たしながら突き進む道の先には2連覇の偉業が待っている！