絵に描いたような見事な秋晴れのなか迎えた秋季ジュニア大会。

夏の高柳杯では初戦をコールド負けで落とし、未だ未勝利の葵ボーイズジュニア！

来年度のレギュラー戦線を占う、今大会では初勝利を掴むべく戦いの火ぶたが切って落とされる！

 

1回戦、葵ジュニア初勝利を懸けて相まみえるのは愛知幸田ボーイズさん。幸先よく先攻めをとり

プレイボール！

初回から攻め込み流れを掴みたい葵ジュニア打線だったものの失策で出た走者を返せず無得点。

 

そうなれば守備で流れを呼びたいマウンドへ上がるのは次世代エース候補・栢工！

栢工が先頭打者に安打を許すと、早々と自軍の守備が乱れ被安打1本ながら2点を奪われる苦しい展開！

「葵Bジュニア待望の初勝利が懸かるマウンドの栢工」

 

一方の打線は早めに反撃したいところでこの回先頭は先発マウンドの栢工。

何としても流れを獲り返したい栢工は内に秘める闘志をバットへ乗せて渾身のフルスイング！

すると打球は外野を転々と転がり、一気に3塁へ到達！中継が乱れる間に本塁も陥れ、1点を返す！

「この回先頭打者で自ら反撃のノロシをあげた次世代の大砲・栢工」

 

一気に同点、逆転へと攻め込みたい場面も後続の下位打線が倒れ1点差でゲームが進む！

 

自分の打撃で気を良くした先発栢工は、2回裏を3人で斬って獲り無失点とエンジンが掛かってくる！

 

栢工がマウンドで必死にたぐり寄せた流れは確実に自軍の打線を後押しする！

迎えた3回表、先頭が倒れるも打順はトップに返り、打席には主将・森下。

流れを背に受け放った打球は中堅頭上を軽々越える3塁打となりあっと言う間のチャンスメイク！

「ジュニア主将としてバットでチームを鼓舞する3塁打を放つ森下」

 

この主将が作ったチャンスに2番に入る柿木園(虎)も打席で燃える！

鋭いインコースの球を待ってましたとばかりに合わせ強烈な打球が左中間を切り裂き森下が返る

同点適時2塁打！

「5年生の俺たちがやらねばと気合の一撃を放つ柿木園(虎)」

 

続く3番鈴木(壱)も5年生の意地をみせつけ左翼へ勝ち越し適時打！

「奮闘する仲間の5年生に遅れまいと見事に勝ち越し打の鈴木(壱)」

 

その後2死となり打席には打撃好調の栢工が向かう。マウンドの自分を助ける為にも大事なチャンス！

レギュラー戦でも時折見せる勝負強さをここでも発揮し、右翼線を破る適時2塁打で点差を広げる！

「流れを完全に引き寄せる一撃の静かなる大砲・栢工」

 

続く4回の攻撃、簡単に2死となり、打席はこの試合5年生ながらもラストバッターに甘んじる

堀尾(賢)。守備でのミスもあり、この打席は悔しさをバットへぶつけ渾身の一撃を右翼へ放った！

「俺もいるぞ！忘れるな！と想いをぶつけ長打を放つ堀尾(賢)」

 

仲間が必死で繋いで作ったチャンスで打席は主将・森下。

森下は初勝利へ向けたみんなの想いを背中に受けて今度は左翼を襲う適時3塁打を放つ！

「レギュラー戦でもクリンナップの後を打つ勝負強さは本物！2本目の適時打を放つ森下」

 

マウンドの栢工は味方の援護に尻上がりに調子をあげてスコアボードに0を並べる！

 

そして迎えた最終回の攻撃。この回はチームを引っ張り奮闘する5年生につられる様になんと

3年生が大活躍！

まずは5年生がチャンスを作り、打席は3年生ながら葵ジュニアの4番を張る規格外の大砲・高津。

ここで高津はしぶとく遊撃へ内野安打を放ち公式戦初打点を記録！

「3年生とは思えない風格で打点をあげる次期4番候補の高津」

 

さらにこの後、栢工がこの日3本目の適時打で繋ぎ、打席は3年生・中尾。

中尾のセンスあふれるシュアなスイングから放たれた打球は中前へ運ばれこちらも打点を記録！

「3年生とは思えないセンスで守備でもチームを助け、打点もあげた時期主軸候補・中尾」

 

みんなで繋ぎ、奪った得点は8点！8-2とリードして最後のマウンド、栢工は四球で1人走者を許すも

最後の打者を三振に斬って獲りゲームセット！

この瞬間、葵ボーイズジュニア待望の初勝利が確定！2回戦へ堂々と駒を進めた！

 

令和元年度 支部秋季ジュニア大会 1回戦

　　　〇 岡崎葵ボーイズ 8 － 2 愛知幸田ボーイズ ●

　　　　　　　　皆さま、応援ありがとうございました。2回戦も引き続きよろしくお願いいたします。